15年以上前の記憶を頼りながらの執筆なので微妙に曖昧な部分が多いことを事前にご承知おきください。

2006年のある日、松澤氏よりがありtakky driveが気に入ってデモソングを作ったので送ってもいいか?とメールがありました。

その時は専門学校でギターを教えているくらいしか書かれていなかったと思います。takky driveも入手の経緯は不明ですが生徒さんから教えてもらったと書かれていたと思います。

後にCD-R届きA4用紙2枚の手紙も入っていました。バイオグラフィーが書かれていたのですが凄い経歴の方でした。最初のコンタクトの時は特に自身の経歴については触れていられなかったのですが、凄く謙虚な方だなと思った記憶があります。

CD-Rには音源と録音時の写真が入っていました。タイトルはなく「松澤DEMO」と書かれています。

最下部に手紙を公開しております。
松澤氏はMAKE-UPのギタリストで聖闘士星矢の主題歌「ペガサス幻想」で有名です。作曲も松澤氏によるものです。中学の時よく聴いていました!

2006年といえば社屋の引っ越しなど多忙な時期だったのです。そしてこのCD-Rもどこかに紛れてしまってお蔵入りとなっていました。

数年前、偶然発見しましていつか公開しようと思っていました。改めて聞いてみると素晴らしいプレイで感動しました。吠えるようなアグレッシブなギタープレイが聴きどころです!

アンプはMarshall JCM2000
takky drive Extreme TSモード

レコーディングは恐らく学校のスタジオではないかと推察します。

以下、CD-Rと一緒に入っていた手紙の全文です。(誤字を含め原文ママ)

私はこの手紙をみてぶっ飛んだ覚えがあります(笑

高崎晃と同級生とは、、、そして青春の聖闘士星矢!!

一度お会いしてお礼がしたかったです。




BIOGRAFHY

松澤浩明

1960年4月3日、大阪で生れる。血液A型

高校時代よりロックバンドを結成しMAKE UPというバンドで活動をスタートさせる。同じ高校にはラウドネスの高崎晃、樋口宗孝がいた。

そんな背景もあって1984年に日本コロムビアよりデビュー。MAKE  UPは3年ほどの活動でしかなかったが、テレビアニメ「聖闘士星矢」の主題歌は大ヒットとなり従来のロックファン層とはちがったアニメファンの多くにそのサウンドを知らしめるのだが、バンドは解散という皮肉な結果となるのであった。

解散後は、スタジオワーク、ステージサポートを中心に氷室京介、清水宏次朗、伊丹哲也、哀川翔、長山洋子らと。その他CM制作やアルファー波ミュージックの制作など多岐にわたって活動を展開。

 1990年頃からFLYING SKYという9人編成のバンドに参加。流行に流されないサウンドと普遍的な愛と真実をポリシーとし、さらには和太鼓のチームとともに中国、モンゴル、サンフランシスコなどへ遠征。中国の上海体育館での公演では3日間で5万人を動員。

1995年阪神大震災の年に活動の拠点を神戸に移し新しいアーティストの発掘と育成に取り組みつつ、将来の音楽活動を思惟。1998年 DRAGON FLYを結成、翌年、7月にアルバムをリリース。その他究極の癒しをテーマにしたアコースティックの制作を進めるとともに、2002年ハードロックサミットにおいてMAKE UPを再結成させ東京大阪でのイベントに参加、同時にライブCDもリリースする。2004年にはMAKE UPのデビュー20周年記念のBOXセットをコロムビアよりリリース、と同時に完売となる。(ありがとうございました。)

渡辺敦子(プリンセスプリンセス)やミッキー吉野(ゴダイゴ)らとのセッションも行いつつ現在、作品制作を進めている。

今回録音したものは、私の所属する大阪スクールオブミュージック専門学校のラジオ番組の中の私が担当している番組のオープニングジングルとしても使わせていただこうと思うのですが、よろしいでしょうか。ものの数秒ですし元々ビジネスベースではないラジオプログラム(DJ科の学生の制作する一環)ですので私側としては著作権フリーというコンセプトです。もちろんタッキーエンヂニアリング帰属するつもりで提供させていただきます。ご了承願いつつご参考までに送らせていただきます。

録音環境としては、マーシャル2000 を使用しTS-9モードでプレイいたしました。トーンの可変幅が広いので従来のチューブブクリーマーの感覚でいるとハイが強調され気味になるので10時くらいのセッティングをいたしました。