Tsudohでは入店ルールとして「不織布マスクの着用」を設けさせて頂きました。「不織布マスク」指定です。布製はなるべく控えてほしいって感じですがウレタン製についてはお断りしています。
内閣官房においても「不織布マスクを推奨」されています。
https://corona.go.jp/emergency/
なぜにそこまで神経質になっているのか?
第7波以降、頻繁にクラスター発生の噂を耳にするようになりました。感染経路を追えてないのでニュースになることはありません。
「あのライブで大量の感染者出たらしいよ」
とか、
「予告もなくいきなり夏季休業とか怪しいよね、、、」
という噂をほんと良く聞くようになりました。
これは他人事ではありません、Tsudohも明日は我が身です。
マスク着用の効果
マスク着用には主に2つの目的があります。
1 飛沫等の吸引防止(防御)
2 飛沫等の飛散防止(抑制)
ここで問題となるのは2の「飛沫等の飛散防止」です。
ライブハウスという空間は基本的に密閉空間です。いくら換気をしたとしても音を出す時は一時的にでも密閉状態になります。
吐き出し防止についてはウレタンマスクは不織布マスクより60%も性能が劣ります。
密閉空間ですからなるべく飛沫を飛ばしてほしくない。
だからより高性能な不織布マスクを使用してほしいと訴えているわけです。
なぜウレタンマスクがなくならないのか
ウレタンマスクが低性能なのはシミュレーションの結果からも明らかです。ではなぜ、それでも使用する人がいるのか。
1、そもそも低性能であることを知らない。
2、息苦しくない、息がしやすい。
3、おしゃれだから
4、洗って繰り返し使えるから
5、コロナはただの風邪、マスクに効果はないと考えている。
6、他人のことはどうでも良い。
これは勝手な推測でしかありません。ただ自分の都合よりも他人の誰かの安全を少しでも考えてもらえれば、と思います。
確率を0.1%でも下げたい。
正直、今はだれがどこで感染してもおかしくない状況です。どれだけ注意していても罹る時は罹ります。
だからと言って何もしないのではなくてその確率を0.1%でも0.001%でも下げたいという努力は必要だと思います。
お店としても消毒、換気、パーテーション設置など対策として出来る限りの事はしています。
そこで来ていただくお客様にも低性能なウレタンマスクではなく高性能な不織布マスクの使用をお願いしたいということなんです。
最悪の状況も覚悟しています。
Tsudohではコロナ第7派真っ只中でもライブなどのイベントは開催しています。
今後、イベントで感染者が多数出た、という状況にならないとは言い切れません。
ただ、その時に「マスクしてない人いたよね?」とか「対策甘かったよね?」と言われたくない。
なので、お店も出演者もお客様も万全の対策で臨みたいわけです。
そのうえで事故が起きたとしても諦めは付きます。
不織布マスクの正しい着用をお願いします。
マスクの正しい着用は自分の健康の為だけではなく、周りの人の健康を守る為でもある、という視点が大事ですね。
ご理解頂きありがとうございます!
参考リンク
・クラシエ マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】
https://www.kracie.co.jp/ph/k-kampo/kazenews/202103_2.html
・国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
https://www.ncchd.go.jp/news/2021/210922.html
・東洋経済 実験で新事実「ウレタンマスク」の本当のヤバさ
https://toyokeizai.net/articles/-/409607
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