デジタル嫌いのTsudoh店主がアナログを捨てた日(笑
実をいうと以前よりデジタルミキサーには凄く興味がありました。実際に3年ほど前に購入しています。ただお店ではアナログミキサーに拘っていました。
まず、Tsudohでのライブの多くが1~2chしか使いません。
・弾き語り マイク、ギター 2ch
・弾き語りデュオ マイク2本、ギター2本 4ch
・バンド形態 ドラム、ギター、ベースは生音 マイク1本 1ch
・音源持ち込み 音源LR、マイク1本 3ch
たまに4ch以上の時もありますが9割は4ch以内です。
そしてオープンマイクみたいにリハ無しで次々と演奏者が変わるということもあり直感ですぐに操作できるアナログミキサーの操作感も気に行ってました。
実際、Tsudohではアナログミキサーでもあまり困ることはありませんでした。既にサウンドも高評価を頂いていましたし満足していました。
音質はどちらが良いのか?
これはもう好みでしかないと思います。
デジタルだから「良い」というものでもないと思います。
例えば、私のようにレコード、カセットテープが好きな人種にはアナログミキサーのサウンドの方が好きだと思います。
デジタルミキサーであってもマイクプリアンプ、アウトプットアンプはアナログなわけでこの部分の性能がサウンドを決定付けている思います。
DSPに関しては今は高性能ですからそんなに差異はないと思います。
デジタルだから音が良い?ってことはないと考えています。
音の太さではアナログにはかなわないというのが持論です。
(なので敢えてアナログミキサーでレコーディングするアーティストもいたりする)
操作性はどうか?
これはもうデジタルミキサーの圧勝でしょう。なんといっても設定が保存できるので様々なシーンを瞬時に呼び出せます。
EQやFXも内蔵しているのでアウトボードも不要ですし設定もミキサーとセットで保存できます。
最近はモーター付きフェーダーで見やすくアナログライクな操作性で非常に良く考えられて設計されています。
ただ、アナログの誰でも操作できて状況が一目瞭然というのも便利な場合があると思います。
仮にドラムにもギター、べースにもマイクがあるという場合はデジタル一択でしょう!
Behringer XR-16というデジタルミキサー
3年ほど前、BehringerのXR-16というデジタルミキサーを買ってみました。
本体はコネクタのみでコントロールはPCかタブレットで行うというものです。ソフトはなかなか良く出来ていて操作もしやすかったです。
なぜかすぐに飽きてしまって箱に入れて数年放置していました。
YAMAHA TF-1
Tsudohに導入するかは別として、実は数年前からTF-1は欲しいと思っていました。デジタルミキサーではYAMAHAはもうデファクトスタンダードですしね。しかも価格も30万円台とそんなに高くもなかったので。
去年くらいマジで買おうかと思ったら半導体不足の影響で受注停止となっていました。
プロの現場を見て
先日、あるアカペラグループのライブでミキサー卓とPAオペレーター持ち込みでした。セッティングからリハ、本番とPAさんの仕事を見ていたのですが「うーん、さすがだなあ、、、」と唸りっぱなしでした。
Tsudohもデジタルミキサー導入!
これまでアナログミキサーからデジタルミキサーに180度方針転換です(笑
とりあえずYAMAHAは入手性とサイズの問題から除外。(YAMAHA信者ですが・笑)
BehringerのX-TOUCHというコンパクトなフィジカルコントローラーとXR-16の組み合わせがベストではないかと!
これはBehringer X32のフェーダー部分だけ取り出したような感じです。
モーターフェーダー、LCDストリップも付いています。
ローカルネットワークで制御できるのでPCとスマホにX-Air Edit入れて遠隔操作もできます。
デジタル化完了!
デジタルミキサーになって出来ることが増えました。
使い手の技術、センスが問われます。
デジタルだけどアナログっぽいサウンド、これが理想です。
新しいTsudohサウンドにご期待ください!!
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